印刷

オフセット印刷の原理

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当社が保有している印刷機は全てUV機ですので、ここでは油性機に関する記述はしません。
また、メーカーは全て小森コーポレーションです。他メーカーでは異なる呼び方もありますのでご了承ください。
オフセット枚葉印刷機は非常に複雑で、しかも非常に精度の高い機械です。簡単には説明できないこともありますので、ご興味のある方は個別にご質問ください。

オフセット印刷の原理

オフセット印刷の原理は、図のように油(インキ)と水の反発を利用している。アルミでできたCTP(PS版)で画線部と非画線部を分け、画線部にインキをつけて印刷する。

また、版に着いたインキを一旦ゴム製のブランケットに転写し、ブランケットと圧胴の間に紙を通して圧をかけて紙に転写する。
版と紙がくっついてないので(セットしてない)オフセット印刷と呼ばれるようになった。

カラー印刷ではKCMYの4色で網点を使って印刷する。

この際、網点の干渉によるモアレを発生させないために各色の網点には異なった角度がつけられている。
当社では、基本はK 81.7°C 22.4°M 52.1°Y 8.1°に設定しており、スクリーン線数は175線または230線を使用している。

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