インド列車事故で58人死亡 線路上の祭りの群衆に突入
【ティンプー=共同】インド北部アムリツァル近くで19日、ヒンズー教の祭りに集まっていた群衆に列車が突っ込み、インドメディアは治安当局者の話として、少なくとも58人が死亡、約70人が負傷したと伝えた。
同日はインドの休日で、各地で悪霊に見立てた大きな人形を燃やす行事が行われた。報道によると、事故現場周辺での行事には数百人が集まり、一部が線路上で見物していた。爆竹が鳴らされ、多くの人が列車の接近に気付かなかったという。
インドでは鉄道事故が相次いでおり、今月10日にも北部ウッタルプラデシュ州で脱線事故があり、少なくとも7人が死亡したばかり。
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